伊達藩の湯治場、青根温泉「青根御殿」


青根御殿
      青根御殿の由来


享禄元年 (1528) 当館(伊達62万石の宿、
湯本 ”不忘閣”)の祖掃部がこの地に温泉を
発見した。
慶長17年正月伊達藩主より「永代湯守」の
号とともに、年々湯銭本銭にて40貫を賜り、
湯別当となった。
当家では別に殿閣を造営して「青根御殿」と
称し、伊達藩主の入湯に供した。
現在の建物は明治39年消失後、昭和7年
に青森、秋田産総檜の2階建て桃山式の昔
仕様その儘、18代仁右衛門が当時の金額
で参万八千円の費用で弐ヶ年を要して再建
した。昭和20年前は宮内庁御用として皇族
の宿所となった。
現在は館内に伊達気よりの拝領品を展示し
ている。
庭は慶長時代につくられた流れ山水である。
           (20代 佐藤仁右衛門)

青根温泉は、蔵王連峰のはずれ、花房山の
中腹の標高 500m に涌く温泉。泉質は単純
温泉。無色透明でさらさらと柔らかい肌触り、
神経痛や婦人病に効果があり、美容に著効。
旅館は約10軒で、湯本バス停の近くには
共同浴場もある。